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正賓
ふりがな文庫
“正賓”の読み方と例文
読み方
割合
せいひん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいひん
(逆引き)
伯を
正賓
(
せいひん
)
としての、その日の高瀬家の招待は、いろんな趣向を尽して、午後から夕刻までつづいた。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
談
(
はなし
)
はこれだけで済んでも、かなり
可笑味
(
おかしみ
)
もあり憎味もあって沢山なのであるが、まだ続くからいよいよ変なものだ。廷珸の知合に
黄〻石
(
こうこうせき
)
、名は
正賓
(
せいひん
)
というものがあった。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
この跛行の紳士がその日の
正賓
(
せいひん
)
であるとみえて、玄関のまえには、主人の高瀬理平や、
夫人
(
マダム
)
お
槙
(
まき
)
や、令嬢の
奈都子
(
なつこ
)
や、すべてのものが、ものものしく立ちならんで、出迎えた。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
正賓(せいひん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“正賓”の意味
《名詞》
中心となる客。
(出典:Wiktionary)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
賓
常用漢字
中学
部首:⾙
15画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行
“正賓”のふりがなが多い著者
幸田露伴
吉川英治