“正月”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しょうがつ43.8%
しやうぐわつ25.0%
はる12.5%
しようがつ9.4%
しょうつ3.1%
しようぐわつ3.1%
むつき3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“正月”を含む作品のジャンル比率
産業 > 林業 > 林業(児童)100.0%
歴史 > 伝記 > 個人伝記(児童)66.7%
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)50.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
田舎いなかにいるときには、お正月しょうがつになってもこんな着物きものをきたことがなかったとおもいました。
田舎のお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
「お正月しょうがつで、まちほうがにぎやかですから、見物けんぶつにおかけなさるよう、おすすめにきたのです。」
からすとうさぎ (新字新仮名) / 小川未明(著)
金澤かなざは正月しやうぐわつは、お買初かひぞめ、お買初かひぞめの景氣けいきこゑにてはじまる。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
やまなかふゆやお正月しやうぐわつには、お前達まへたちらないやうなたのしさもありますね。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
そのころ柳沢はどっか神楽坂かぐらざかあたりにも好いのが見つかったと思われて、正月はる以来好いあんばいにお宮のことは口にしなくなっていた。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
門松はサラサラ、追羽根はカッチンカッチン、いかにも正月はるらしい長閑な夕暮。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
みなさんがお正月しようがつやすみをへて、ふたゝ寒風かんぷうなか學校がつこうにおかよひになるときには
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
普通ふつうかんがへでは、はる正月しようがつとが一致いつちするものとしてあります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この処を能々よくよく考え、この一粒も先祖の御蔭と申すことを寝ても覚めても忘るる事なく、その正月しょうつき命日には先祖の事を思い出し、身を潔くし体を清めこれを祭り奉りなどすべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
正月しようぐわつ門松かどまつとりすつるよりかゝりて、一ねんうちとほしのれはまこと商賣人しようばいにん
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
季節は早春の正月むつきだというのに手に渋団扇しぶうちわを持っている。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
十九年前の春のこと、空っ風の吹く正月むつきの朝、すこし心願があったので供も連れず起き抜けに観音様まで参詣すると、大きな公孫樹いちょうの樹の蔭で赤児がピーピー泣いている、この寒空に捨て子だな、邪見の親もあるものだと、そぞろ惻隠そくいんの心を起こし抱き上げて見れば枕もとに小さい行李が置いてある。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)