“正月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうがつ45.0%
しやうぐわつ27.5%
はる10.0%
しようがつ7.5%
むつき2.5%
しょうつ2.5%
しようぐわつ2.5%
せうぐわつ2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、正月のことでありました。学校十日あまりみがあった、そののことです。学校へゆくと、水野姿えませんでした。
青いボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
正月えたは、實際といふらしい希望もないのに、らに周圍からはれて、だかざわ/\した心持いてゐたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そのころ柳沢はどっか神楽坂あたりにも好いのが見つかったと思われて、正月以来好いあんばいにお宮のことは口にしなくなっていた。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
普通へでは、正月とが一致するものとしてあります。これは、習慣から心持ちであります。ところがとすると、にさういつたひが出來ます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
僧かと見れば僧でもなく俗かと見れば僧のようでもある。季節は早春の正月だというのに手に渋団扇を持っている。脛から下は露出で足に穿いたのは冷飯草履
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この処を能々考え、この一粒も先祖の御蔭と申すことを寝ても覚めても忘るる事なく、その正月き命日には先祖の事を思い出し、身を潔くし体を清めこれを祭り奉りなどすべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
これにかゝりてれはぞとふに、らずや霜月神社欲深樣のかつぎれぞごしらへといふ、正月門松とりすつるよりかゝりて、一うちしのれは商賣人
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さんとばるれば三のやうに可愛く、此處此處へとんでいて、さぞさんが病氣しくらかろ、お正月きにればつてげますぞえ
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)