“水野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずの71.4%
みづの28.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正雄まさおうち水野みずのうちとは、あまりそうとおくなかったので、それで、彼女かのじょ母親ははおやがきたものとおもわれます。
青いボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
水野みずのという少年が、岩のわれめをゆびさして、いうのです。そこで、小林団長が、さきにたって、みんな、よつんばいになって、その小さな穴にはいっていきました。
探偵少年 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「無礼ものッ、なんということをいたすのだ。近藤こんどう水野みずの加賀爪かがづめ、ひかえおらぬかッ」
幻術天魔太郎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
八月の一日には、この街道では栗色くりいろなめしのやりを立てて江戸方面から進んで来る新任の長崎奉行、幕府内でも有数の人材に数えらるる水野みずの筑後ちくごの一行を迎えた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
かれの予想ははずれなかった。秀次隊を一挙にみじんとした徳川勢の水野みずの大須賀おおすが丹羽にわ榊原さかきばらの諸隊は、騎虎きこの勢いをもって殺到した。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今日の世話役は、もと女学校の先生だつた、若いをばさんの「水野みづのさん」と、ペンキ屋で、兵隊上りの「吉田よしださん」とです。
原つぱの子供会 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
先生がかう云ふと、すぐ、一人の男の子が突つ立ちました。尋常四年の水野みづのといふ子で、ほつそりした、色の白い、賢い子供です。
仔猫の裁判 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)