“土岐”の読み方と例文
読み方割合
とき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当村に鷲津氏なる人あり。もと美濃国(みののくに)の太守土岐(とき)美濃守頼芸(よりよし)の末葉なり。天文(てんぶん)十一年斎藤氏に侵されこの地に来り蟄(ちっ)す。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
と由兵衞が頻(しき)りに喋って居ると、向うの四畳半の離れに二人連の客、一人は土岐(とき)様の藩中でございまして岡山五長太(おかやまごちょうだ)と云う士族さん、酒の上の悪い人
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そのうちには、土岐(とき)ノ弾正少弼(だんじょうしょうひつ)頼遠(よりとお)、二階堂下野(しもつけ)ノ判官行春などという者がいた。どっちも歴々な武家だった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)