“諏訪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すわ86.7%
すは13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——たッた一つある手がかりは、そのなかに、お諏訪すわさまの禁厭まじないというてすえた、大きな虫のきゅうのあとがあることだけです」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
早朝から道楽の紙屑拾いに出て行った藤吉部屋の二の乾児の葬式とむらい彦兵衛が、愛用の竹籠を背に諏訪すわ因幡守様の屋敷前を馬場へかかると
あそこも静かな涼しい好いところですね。あれから本沢温泉に行つて、八ヶ岳の向うの諏訪すはの山裏に行くのも面白いですね。
談片 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
我国にては毎年七月二十七日、所々にある諏訪すはまつりの次の日よりさけれふをはじめ、十二月寒のあけるをれふをはりとす。