“諏訪法性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すわほっしょう66.7%
すはほつしやう16.7%
すわほうしょう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は九歳ここのつの時に浅草の仲見世で諏訪法性すわほっしょうの兜を買ってもらいましたが、しころの毛は白い麻で作られて、私がそれをかぶると背後うしろに垂れた長い毛は地面に引摺ひきずる位で
我楽多玩具 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
諏訪法性すはほつしやうかぶとかぶつた、信玄しんげん猩々しやう/″\の如き頭へ斬り付けようとしてゐる謙信けんしんの眼は、皿のやうに眞んまるく、振り上げた刀は馬よりも長くて、信玄の持つてゐる軍配ぐんばいは細く弱さうで
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
武田信玄の死骸なきがらは、楯無たてなしのよろいに日の丸の旗、諏訪法性すわほうしょうかぶとをもって、いとも厳重に装われ、厚い石のひつぎに入れられ、諏訪湖の底に埋められてあり
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)