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冑
ふりがな文庫
“冑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かぶと
87.5%
よろい
9.4%
ちゅう
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぶと
(逆引き)
そうして不空羂索観音の
渇仰者
(
かつごうしゃ
)
であるZ君に
冑
(
かぶと
)
をぬいだ。しかし美しいのはただ本尊のみではない。周囲の諸像も皆それぞれに美しい。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
冑(かぶと)の例文をもっと
(28作品)
見る
よろい
(逆引き)
五月の節句に飾るものも三月とは大違いで、
鎗
(
やり
)
、刀、
甲
(
かぶと
)
、
冑
(
よろい
)
、弓、矢、それから人形でもなんでも黒い腹掛けをかけた力のある
金時
(
きんとき
)
のたぐいです。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
冑(よろい)の例文をもっと
(3作品)
見る
ちゅう
(逆引き)
孝に眼をあけているつもりでも、忠には
盲目
(
めしい
)
。そちの修業は片目とみゆる。いま玄徳さまは、帝室の
冑
(
ちゅう
)
たり、英才すぐれておわすのみか、民みなお慕い申しあげておる。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
冑(ちゅう)の例文をもっと
(1作品)
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“冑(
兜
)”の解説
兜(かぶと、冑)は、打撃・斬撃や飛来・落下物などから頭部を守るための防具。
本項目では、古代から近世にかけてに戦争に用いられた頭部防具のことを指す。近代以降のものについては戦闘用ヘルメット
(出典:Wikipedia)
冑
漢検1級
部首:⼌
9画
“冑”の関連語
錣
鍬形
“冑”を含む語句
甲冑
華冑
鉄冑
介冑
甲冑武者
冑師
冑武者
古甲冑
君冑
甲冑兵
甲冑片袖
華冑攝籙
貴冑
車冑
鎧冑
“冑”のふりがなが多い著者
佐野昌一
フランツ・カフカ
吉行エイスケ
倉田百三
菊池寛
国枝史郎
内田魯庵
幸田露伴
林不忘
吉川英治