“鉄冑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てつかぶと80.0%
てっちゅう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等はいずれも防弾衣ぼうだんいをつけ、鉄冑てつかぶとをいただき、手には短銃ピストル短剣たんけん、或いは軽機関銃けいきかんじゅうを持ち、物々しい武装に身をととのえていました。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ここんところをほうきでぶんなぐると、チュウといって直ちに伸びてしまう。だから軍用鼠の鼻の頭には鉄冑てつかぶとを着せておかなければならない。
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そしてその返答に依っては、突如、奇襲して出でんとしたか、銀甲鉄冑てっちゅうに身をかため、燭光ひそやかに待っていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)