“てっちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉄冑33.3%
鉄柱33.3%
鉄鈕33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてその返答に依っては、突如、奇襲して出でんとしたか、銀甲鉄冑てっちゅうに身をかため、燭光ひそやかに待っていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところどころに鉄柱てっちゅうを打ちこみ、桐紋きりもん幔幕まんまくをザッとかけたのが本陣であろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
衣をいで之をばくし、とうを挙げて之をるに、刀刃とうじん入るあたわざりければ、むを得ずしてまた獄に下し、械枷かいかたいこうむらせ、鉄鈕てっちゅうもて足をつなぎ置きけるに、にわかにして皆おのずから解脱げだつ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)