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桐紋
ふりがな文庫
“桐紋”の読み方と例文
読み方
割合
きりもん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりもん
(逆引き)
ところへ、
駒
(
こま
)
をとばしてきた一
騎
(
き
)
の使者、ヒラリと
降
(
お
)
りて、そとから
桐紋
(
きりもん
)
の
幕
(
まく
)
をたくしあげて、はいってきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
春の山
比叡
(
ひえ
)
先達
(
せんだつ
)
は
桐紋
(
きりもん
)
の
講社
(
かうじや
)
肩衣
(
かたぎぬ
)
したる伯父かな
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
試合
(
しあい
)
の
勝敗
(
しょうはい
)
が
心配
(
しんぱい
)
のあまり、
桐紋
(
きりもん
)
の
幕
(
まく
)
のうしろから、そッと
抜
(
ぬ
)
けだしていた
鞍馬
(
くらま
)
の
竹童
(
ちくどう
)
は、なにげなく、
諸国
(
しょこく
)
の
剣士
(
けんし
)
のひかえ
所
(
じょ
)
の
裏
(
うら
)
をまわって、蔦之助の
姿
(
すがた
)
が
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
桐紋(きりもん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“桐紋”の解説
桐紋(きりもん)とは、ゴマノハグサ科の樹木であるキリ(桐)の葉や花を図案化した、家紋などの総称である。桐花紋(とうかもん)とも呼ばれる。
室町幕府では小判などの貨幣に刻印された。これ以来、室町幕府のほか皇室や豊臣政権など様々な政権が用いており、現在では内閣をはじめとする日本の行政府が紋章として用いる。十大家紋のひとつにも数えられている。
キリ
(出典:Wikipedia)
桐
漢検準1級
部首:⽊
10画
紋
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
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桐油
桐壺
桐生
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