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桐柾
ふりがな文庫
“桐柾”の読み方と例文
読み方
割合
きりまさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりまさ
(逆引き)
上等の
桐柾
(
きりまさ
)
の駒下駄をシッカリと掴んでいた……というのだから、註文したお客が、仕事に気を取られている
老爺
(
おやじ
)
の油断を見澄まして、
一撃
(
ひとう
)
ちに
殺
(
や
)
ったものに違いない。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
中から出て來たのは、少し古くなつた
桐柾
(
きりまさ
)
の箱で、その
蓋
(
ふた
)
を取ると、中に納めてあるのは、その頃
明人
(
みんじん
)
の
飛來
(
ひらい
)
一
閑
(
かん
)
といふ者が作り始めて、大變な流行になつて來た一
閑張
(
かんばり
)
の
手筐
(
てばこ
)
。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金網行灯
(
かなあみあんどん
)
がぼんやり照らしている、脇玄関で、彼等が、こんなことをいい合っている頃、土部三斎は、奥まった蔵座敷で、黒塗り朱塗り、
堆朱彫
(
ついしゅぼり
)
、
桐柾
(
きりまさ
)
——その他さまざまの、
什器
(
じゅうき
)
を入れた箱類を
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
桐柾(きりまさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
桐
漢検準1級
部首:⽊
10画
柾
漢検準1級
部首:⽊
9画
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桐
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