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閑張
ふりがな文庫
“閑張”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんばり
66.7%
かんば
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんばり
(逆引き)
中から出て來たのは、少し古くなつた
桐柾
(
きりまさ
)
の箱で、その
蓋
(
ふた
)
を取ると、中に納めてあるのは、その頃
明人
(
みんじん
)
の
飛來
(
ひらい
)
一
閑
(
かん
)
といふ者が作り始めて、大變な流行になつて來た一
閑張
(
かんばり
)
の
手筐
(
てばこ
)
。
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
殊に湯より上り來れば、虎の皮を敷き一
閑張
(
かんばり
)
の大机を据ゑたる瀟洒なる一室には、九谷燒の徳利を載せたる
午餐
(
ひるげ
)
の膳既に
陳
(
なら
)
べられて、
松蕈
(
まつたけ
)
の
香
(
かぐ
)
はしき
薫氣
(
かほり
)
はそこはかとなくあたりに滿てるにあらずや。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
閑張(かんばり)の例文をもっと
(2作品)
見る
かんば
(逆引き)
一
閑張
(
かんば
)
りの小机があります。お蝶は覆面のまま前に坐っておりましたが、思いついた風に、
硯筥
(
すずりばこ
)
の
蓋
(
ふた
)
をとり、有合せの江戸川紙へこんな文字を幾つもうつつに書き散らしてみる。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
閑張(かんば)の例文をもっと
(1作品)
見る
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“閑”で始まる語句
閑
閑人
閑暇
閑寂
閑却
閑静
閑雅
閑話休題
閑古鳥
閑散
検索の候補
一閑張
張閑雲
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