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閑雅
ふりがな文庫
“閑雅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんが
81.0%
しとやか
19.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんが
(逆引き)
閑雅
(
かんが
)
の趣
自
(
おのずか
)
ら画面に溢れ何となく
猪牙舟
(
ちょきぶね
)
の
艪声
(
ろせい
)
と
鴎
(
かもめ
)
の鳴く
音
(
ね
)
さえ聞き得るような
心地
(
ここち
)
がする。かの柳はいつの頃枯れ朽ちたのであろう。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ここの炉も床の間も、改めて見直せば、元は茶屋にでも使っていたらしい
閑雅
(
かんが
)
な造りなのである。そこの
小床
(
ことこ
)
の棚に、彼の眼をひいた物がある。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
閑雅(かんが)の例文をもっと
(17作品)
見る
しとやか
(逆引き)
そしてその場でその少女はお后に
定
(
き
)
まりましたが、又濃紅姫の
閑雅
(
しとやか
)
な美しさも藍丸王の御眼に
留
(
と
)
まって、王様のお付の
中
(
うち
)
で一番位の高い宮女として宮中に置く事に
定
(
き
)
まり
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
お秀と正反対な彼女は、
飽
(
あ
)
くまで
素直
(
すなお
)
に、飽くまで
閑雅
(
しとやか
)
な態度を、絶えず彼の前に示す事を忘れないと共に、どうしてもまた彼の自由にならない点を、同様な程度でちゃんともっていた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
閑雅(しとやか)の例文をもっと
(4作品)
見る
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画
“閑”で始まる語句
閑
閑人
閑暇
閑寂
閑却
閑静
閑話休題
閑古鳥
閑散
閑居
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清楚閑雅
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高山樗牛
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永井荷風
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