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閑雅
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しとやか
ふりがな文庫
“
閑雅
(
しとやか
)” の例文
そしてその場でその少女はお后に
定
(
き
)
まりましたが、又濃紅姫の
閑雅
(
しとやか
)
な美しさも藍丸王の御眼に
留
(
と
)
まって、王様のお付の
中
(
うち
)
で一番位の高い宮女として宮中に置く事に
定
(
き
)
まり
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
お秀と正反対な彼女は、
飽
(
あ
)
くまで
素直
(
すなお
)
に、飽くまで
閑雅
(
しとやか
)
な態度を、絶えず彼の前に示す事を忘れないと共に、どうしてもまた彼の自由にならない点を、同様な程度でちゃんともっていた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手の
先
(
さき
)
と
天窓
(
あたま
)
の
先
(
さき
)
を
揃
(
そろ
)
へ、
胴
(
どう
)
を
詰
(
つ
)
めて
閑雅
(
しとやか
)
に
辞儀
(
じぎ
)
をして、かね/″\お
招
(
まね
)
きに
預
(
あづ
)
かりました
半田屋
(
はんだや
)
の
長兵衛
(
ちやうべゑ
)
と
申
(
まう
)
す者で、
至
(
いた
)
つて
未熟
(
みじゆく
)
もの、
此後
(
こののち
)
ともお
見知
(
みし
)
り
置
(
お
)
かれて
御懇意
(
ごこんい
)
に願ひますと
云
(
い
)
ふと
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
閑雅
(
しとやか
)
に
﨟長
(
らふた
)
たけて見えにける。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画
“閑”で始まる語句
閑
閑人
閑暇
閑寂
閑却
閑静
閑話休題
閑古鳥
閑散
閑居