“天窓”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あたま78.2%
てんまど9.2%
そらまど2.3%
ひきまど2.3%
あかりまど1.1%
あまた1.1%
あまど1.1%
たかまど1.1%
つむり1.1%
まど1.1%
(他:1)1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“天窓”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ねえや、こえ、こえ。)といいながらだるそうに手を持上げてその蓬々ぼうぼうと生えた天窓あたまでた。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ひと天窓あたまでゝやつたものを、業畜がふちく悪巫山戯わるふざけをして、キツ/\といて
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
が、天窓てんまど越しに彼の姿を見おろし、ふと僕の小学時代に伯母をばと一しよに川蒸汽へ乗つた時のことを思ひ出した。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
前後左右ぜんごさゆうけづつたやう巖石がんぜきかこまれ、上部じやうぶには天窓てんまどのやうな
「入ったところはらない、出口だけ捜すんだ。天窓そらまど、縁の下、掃除口、引窓、そんなところだ」
三畳から飛出してみると、流しの上の天窓そらまどにほんの少しばかり、申刻ななつ頃の陽が当って、油障子の一部を、カッと燃えるように明るくしているのでした。
壮麗そうれいな夕焼の空をくまなく見渡すことのできるのは、何といっても屋根裏の天窓ひきまどです。
明りとりの天窓ひきまどには、物憂い灰色の空がのぞいているばかりです。
一平は、つツと立寄ツて白い布をる……天井の天窓あかりまどから直射する日光は、あきらかに少女の屍體を照らす……ただ見る眞ツ白な肌だ! ふツくりとした乳、むツつりした肩やもゝ、其は奈何いかに美しい肉付であツたらう。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
と太い声して、ちと充血した大きなひとみをぎょろりと遣る。その風采ふうさい、高利を借りた覚えがあると、天窓あまたから水を浴びそうなが、思いの外、温厚な柔和な君子で。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
天窓あまどの上でガッタリ音して、
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
庫裡くりの寺僧も起き出ていないので、当然、天窓たかまども大戸もまだ開け放されてはいない。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「はい、」といったッきり、愛吉はしばらく差俯向さしうつむいていたが、思出したように天窓つむりを上げて、
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ちょうど丁子風呂の女湯の天窓まどのところへ行くと、平次は手を伸して、油障子を開けました。少し骨は折れますが、それでも大したキシミもせずに、スラスラと開きます。
「女湯の天窓まどが開いて、陽が射していたのを知っているかい」
……断っておくが友吉おやじは、再生以来スッカリ天窓テッペンが禿げ上ってムクムク肥っていた上に、ゴマ塩の山羊髯やぎひげを生やしていたものだから、昔の面影はアトカタも無かったのだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)