“蔀”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しとみ93.5%
シトミ3.2%
したみ1.6%
ひよけ1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蔀”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.4%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
陶然亭は天井を竹にて組み、窓を緑紗にて張りたる上、しとみめきたる卍字まんじの障子を上げたる趣、簡素にして愛すべし。
北京日記抄 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
翌朝、眼がさめると、すぐに、昨夜の山の芋の一件が、気になるので、五位は、何よりも先に部屋のしとみをあげて見た。
芋粥 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
横佩家の池の面を埋めるほど、珠を捲いたり、解けたりした蓮の葉は、まばらになつて、水の反射がシトミを越して、女部屋まで来るばかりになつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さて、自分が堂の中で為事をしてゐる間は、一人も境内に居てはならぬ、と戒めて置いて、自分一人中に入り、門をめ、本堂のシトミまでも下して、堂内に静坐し、十露盤を控へて、ぱち/\と数をめて行つたさうだ。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
二間梯子にけんばしご持出もちだし、萩原の裏窓のしたみへ立て懸け、慄える足を踏締ふみしめながらよう/\登り、手を差伸ばし、お札を剥そうとしても慄えるものだから思うように剥れませんから
——横なぐりに吹込みますから、古風な店で、半分ひよけをおろしました。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)