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蔀
ふりがな文庫
“蔀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しとみ
93.1%
したみ
2.8%
シトミ
2.8%
ひよけ
1.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しとみ
(逆引き)
ブラ/\と歩いたのだ。が、それは言ひわけになるまい。よし、何よりの申開き、あの窓の外から、
蔀
(
しとみ
)
の隙間に槍を突込んで、此私を
銭形平次捕物控:282 密室
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蔀(しとみ)の例文をもっと
(50作品+)
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したみ
(逆引き)
水に近き郷なるこれが枝には
蘚
(
こけ
)
の付き易くして、ひとしほのおもむきを増すも嬉し。狭き庭にては高き窓の下、
蔀
(
したみ
)
のほとり、あるは檐のさきなどの矮き樹。
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
蔀(したみ)の例文をもっと
(2作品)
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シトミ
(逆引き)
横佩家の池の面を埋めるほど、珠を捲いたり、解けたりした蓮の葉は、まばらになつて、水の反射が
蔀
(
シトミ
)
を越して、女部屋まで来るばかりになつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蔀(シトミ)の例文をもっと
(2作品)
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ひよけ
(逆引き)
横なぐりに吹込みますから、古風な店で、半分
蔀
(
ひよけ
)
をおろしました。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蔀(ひよけ)の例文をもっと
(1作品)
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“蔀”の解説
蔀(しとみ)は、寝殿造などに用いられた建具のひとつ。古くは「篰」(竹冠に部)と書いた(諸説あり)絵巻が描かれ出す12世紀以降では、寝殿造の外周には格子状の蔀が描かれる。寝殿造などの上級建築では通常は蔀と格子は同じものである。ただし、蔀は格子よりも意味の幅が広い。
(出典:Wikipedia)
蔀
漢検準1級
部首:⾋
14画
建築関連の言葉
鴨居
雨戸
障子
階
錠前
鉄格子
連子窓
通路
襖
蝶番
網戸
窓
玄関
火灯窓
構造物
格子戸
格子
板戸
本館
敷居
...
“蔀”を含む語句
蔀戸
蔀窓
半蔀
蔀格子
小蔀
蔀障子
板蔀
立蔀
半蔀几帳
揚蔀
蔀下
蔀明
蔀樣
蔀簾
蔀風
“蔀”のふりがなが多い著者
吉川英治
平出修
室生犀星
北原白秋
泉鏡花
幸田露伴
神西清
久生十蘭
三遊亭円朝
芥川竜之介