“しとみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シトミ
語句割合
94.4%
壁板4.2%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つい四五日前、町内の差配人おおやさんが、前の溝川の橋を渡って、しとみおろした薄暗い店さきへ、顔を出さしったわ。はて、店賃たなちんの御催促。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そして、壁板しとみのところをながめますと、うつくしいちょうのつばさが、おおきなくものにかかっていたのでありました。
島の暮れ方の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
是等土偶は眼の部何れも横長よこながき橢圓形の輪廓を有し、其中央そのちうわうに一條の横線よこせん存在そんざいす。輪廓全体を眼とすれば横線をしとみとせざるべからず、横線のみをとすれば輪廓はなになるや考へがたし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)