“存在”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
そんざい64.4%
ぞんざい13.3%
もの6.7%
ビーイング4.4%
2.2%
ありか2.2%
いきもの2.2%
ながらえ2.2%
エートル2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“存在”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 仏教 > 仏教教理・仏教哲学100.0%
哲学 > 仏教 > 経典100.0%
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
で、その存在そんざいをたしかめると、安心あんしんしたやうにまたすぐあなところりてた。
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
はちえず三にん存在そんざい警戒けいかいしながらも、一しんに、敏活びんくわつはたらいた。
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
「それについて、あなたに伺おうと思って上がったんですがね」と鼻子は主人の方を見て急に存在ぞんざいな言葉に返る。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
御米はこの存在ぞんざいな言葉を聞いてそのままうちへ帰ったが、心の中では、はたして道具屋が来るか来ないかはなはだ疑わしく思った。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いやすべては互いに裏となり表となり、かげとなり、ひなたとなって生かし、生かされつつある貴い存在ものなのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
したがって「五蘊は空」だということは、つまり、世間にある一切の存在ものはみんな空だということになるのであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
然るにその完全円満を誇った罰としてそのまま二にぶち割られてしまったために、には五感の機能もなく、一方のみを見る存在ビーイングとなった。
東西相触れて (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
しかるに普通の社会記事となって現われた、たとえば人殺しやけんかの表現が、ひとたび関係者の心理に触れる段になると、それらはもう決してわれわれ人間の心理でなくて全く違った「存在ビーイング」の心理になってしまっている。
一つの思考実験 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そういう二人の顔は、窓の高さに存在った。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
わたくしはあのたきおとをききながら、いつもそのおとなかけこむような気分きぶんで、自分じぶん存在ありかわすれて、うっとりとしていることがおおいのでございました。
俺の今までの腐れ果てた無益な生活は、すっかり浄められ贖われたに違いないのだ。これまでの安逸な、墮落した、老い朽ちた俺をいとしむ代りに、——俺はあの清らかな美しい存在いきものを己れの生き甲斐として、愛しはぐくむはずだったのだ。そしてあの存在のおかげで、俺の過去の一切は赦され、また自分でも過去の一切を赦すことができたはずだったのだ。
三輪田学士はまた「環女史の離婚は何か女史の方から進んで請求したように伝えられてあるが、果してしかりとすればとんでもない心得違である」といわれましたが、これは弘化こうか年度に生れて今まで存在ながらえている老人としより言草いいぐさのように聞えます。
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
私は「存在エートル」と「非存在ノン・エートル」とを識別する感情を失つた。