トップ
>
くろめ
ふりがな文庫
“くろめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒瞳
47.8%
黒眼
13.0%
黒女
8.7%
黒目
8.7%
烏眼
4.3%
烏目
4.3%
瞳
4.3%
黒眸
4.3%
黒色
4.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒瞳
(逆引き)
妹は
嚴
(
いか
)
つく口を噤んで
黒瞳
(
くろめ
)
を相手の顏へ据ゑたが、すると、馬越はそのわざとらしい浮薄な態度にむかつとして、急に起ち上つて玄關の方へ出た。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
くろめ(黒瞳)の例文をもっと
(11作品)
見る
黒眼
(逆引き)
丁度
(
ちやうど
)
鳩の卵のやうに、
白眼
(
しろめ
)
と
黒眼
(
くろめ
)
とはつきりしたやつが、
香菜
(
シヤンツアイ
)
が何かぶちこんだ中に、ふはふは浮いてゐやうと云ふんです。どうです? 悪くはありますまい。
LOS CAPRICHOS
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
くろめ(黒眼)の例文をもっと
(3作品)
見る
黒女
(逆引き)
孫一
(
まごいち
)
も
其
(
そ
)
の
一人
(
ひとり
)
だつたの……
此
(
こ
)
の
人
(
ひと
)
はね、
乳
(
ちゝ
)
も
涙
(
なみだ
)
も
漲
(
みなぎ
)
り
落
(
お
)
ちる
黒女
(
くろめ
)
の
俘囚
(
とりこ
)
と
一所
(
いつしよ
)
に、
島々
(
しま/″\
)
を
目見得
(
めみえ
)
に
𢌞
(
まは
)
つて、
其
(
そ
)
の
間
(
あひだ
)
には、
日本
(
につぽん
)
、
日本
(
につぽん
)
で、
見世
(
みせ
)
ものの
小屋
(
こや
)
に
置
(
お
)
かれた
事
(
こと
)
もあつた。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くろめ(黒女)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
黒目
(逆引き)
と、
太郎
(
たろう
)
はくるくるした
黒目
(
くろめ
)
を
光
(
ひか
)
らしていいました。
雪の国と太郎
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
くろめ(黒目)の例文をもっと
(2作品)
見る
烏眼
(逆引き)
ひと口に言えば、
烏眼
(
くろめ
)
が画鋲の頭ほどの大きさしかなくて、白眼がひどく幅をきかせている。西洋ふうに言えば「
凶眼
(
ベーゼル・プリッツ
)
」日本ふうに言えば、れいの四白眼。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
カラスキーの小さな
烏眼
(
くろめ
)
の中で、瞬間、チラと焔のようなものが燃えた。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
くろめ(烏眼)の例文をもっと
(1作品)
見る
烏目
(逆引き)
薄くあけた
切
(
きれ
)
の長い
一重目
(
ひとかわめ
)
の瞼の間から
烏目
(
くろめ
)
がのぞき出し、ちょっと見ると、笑っているよう。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
くろめ(烏目)の例文をもっと
(1作品)
見る
瞳
(逆引き)
「だツてさ、お前、其様なにお
眠
(
よ
)
ツちや、
瞳
(
くろめ
)
が
溶
(
とろ
)
けてお了ひなさるよ。じようだんじやないわね。」
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
くろめ(瞳)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒眸
(逆引き)
媚
(
こび
)
を呈したりして泣いたりなどするようなことはなかったけれど、どうかした話のまわり合わせから身の薄命を省みて、ふと涙ぐむ時など、じっと黙っていて、その大きな
黒眸
(
くろめ
)
がちの眼が
黒髪
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
くろめ(黒眸)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒色
(逆引き)
勝れたる
容姿
(
かたち
)
といふにはあらねど、
優形
(
やさがた
)
にて色白く、
黒色
(
くろめ
)
がちなる眼元愛らしければ、これに美しき
服
(
きぬ
)
着せたらんには、天晴れ一個の、可憐嬢とも見ゆるならむが、
身装
(
みなり
)
のあまりに見苦しきと
小むすめ
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
くろめ(黒色)の例文をもっと
(1作品)
見る
“くろめ”の意味
《名詞》
眼球の真ん中にある黒い部分。
《名詞・形容動詞》
やや黒いこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ひとみ
くろひとみ
しとみ
とう
ほとけ
まみ
みとみ
ヒトミ
マミ
あやめ