“黒女”の読み方と例文
読み方割合
くろめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孫一(まごいち)も其の一人だつたの……此の人はね、乳も涙も漲(みなぎ)り落ちる黒女(くろめ)の俘囚(とりこ)と一所(いっしょ)に、島々を目見得(めみえ)に廻つて、其の間(あいだ)には、日本、日本で、見世ものの小屋に置かれた事もあつた。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
孫一(まごいち)も其(そ)の一人(ひとり)だつたの……此(こ)の人(ひと)はね、乳(ちゝ)も涙(なみだ)も漲(みなぎ)り落(お)ちる黒女(くろめ)の俘囚(とりこ)と一所(いつしよ)に、島々(しま/″\)を目見得(めみえ)に𢌞(まは)つて、其(そ)の間(あひだ)には、日本(につぽん)、日本(につぽん)で、見世(みせ)ものの小屋(こや)に置(お)かれた事(こと)もあつた。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
靜(しづ)かに進(すゝ)んで禮(れい)をする時(とき)、牡丹(ぼたん)に八(や)ツ橋(はし)を架(か)けたやうに、花(はな)の中(なか)を𢌞(まは)り繞(めぐ)つて、奧(おく)へ續(つゞ)いた高樓(たかどの)の廊下(らうか)づたひに、黒女(くろめ)の妼(こしもと)が前後(あとさき)に三人(にん)屬(つ)いて、淺緑(あさみどり)の衣(きぬ)に同(おな)じ裳(も)をした……面(おもて)は
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)