“黒檀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくたん95.6%
こくだん2.2%
エボニー2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と客の前から、いきなり座敷へ飛込んで、突立状したのは、床の間の、欞子に据えた黒檀の机の上の立派な卓上電話であった。
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼女の手には彼が西洋から持って帰った髪剃があった。彼女が黒檀に折り込まれたその刃を真直に立てずに、ただ黒いだけを握っていたので、寒い光は彼の視覚を襲わずに済んだ。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)