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こくたん
ふりがな文庫
“こくたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒檀
95.7%
烏木
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒檀
(逆引き)
この部屋にはまた、西側の壁に、巨大な
黒檀
(
こくたん
)
の時計が立ててあった。振子は鈍い重々しい、単調な響を刻んで、左右にゆれていた。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あの
華美
(
はなやか
)
だった部屋だというのか。熊の毛皮を打ち掛けた
黒檀
(
こくたん
)
の
牀几
(
しょうぎ
)
はどこへ行った。夜昼絶えず燃えていた銀の香炉もないではないか。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
こくたん(黒檀)の例文をもっと
(45作品)
見る
烏木
(逆引き)
その優しく愛らしく、
些
(
ちと
)
の
塵滓
(
じんし
)
を留めざる美しさは、名匠ラフアエロが空想中の女子の如し。
烏木
(
こくたん
)
の光ある髮は、美しく
凸
(
なかだか
)
なる額を圍めり。深黒なる瞳には、名状すべからざる表情の力あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
或ひは
烏木
(
こくたん
)
を指せりとし註釋者の説一ならず
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
こくたん(烏木)の例文をもっと
(2作品)
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