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凸
ふりがな文庫
“凸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とつ
34.8%
でこ
26.1%
なかだか
26.1%
たか
8.7%
つき
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とつ
(逆引き)
哲雄君は、そうしてときほごした筒の中から、一枚の
凸
(
とつ
)
レンズをえり出して、それを大切そうに手ににぎり、洞窟の外へ出て行きました。
新宝島
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
凸(とつ)の例文をもっと
(8作品)
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でこ
(逆引き)
創傷は、顱頂骨と前頭骨の縫合部に孔けられている、円い鏨型の刺傷であって、それが非常なお
凸
(
でこ
)
であるために、頭顱の
略々
(
ほぼ
)
円芯に当っていた。
後光殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
凸(でこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
なかだか
(逆引き)
「
遣
(
や
)
って
御覧
(
ごろう
)
じろ。」と橋の下を抜けると、たちまち川幅が広くなり、土手が著しく低くなって、一杯の潮は
凸
(
なかだか
)
に
溢
(
あふ
)
れるよう。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
凸(なかだか)の例文をもっと
(6作品)
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たか
(逆引き)
この窟上下四方すべて滑らかにして堅き岩なれば、これらの名は皆その
凸
(
たか
)
く張り出でたるところを似つかわしきものに
擬
(
よそ
)
えて、昔の法師らの呼びなせしものにて、窟の内に別に一々岩あるにはあらず。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
凸(たか)の例文をもっと
(2作品)
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つき
(逆引き)
シタが此の鐘を打つ
撞木
(
しゅもく
)
は何所に有ろう、アア戸の表に十有二個の
凸
(
つき
)
出た所が有る、此の凸点が順々に鐘に当るのだ、併し此の凸点が有る以上は
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
凸(つき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“凸”の意味
《名詞・動詞》
(トツ)(インターネットスラング)主に電話などで、社会問題となっている事柄について問い合わせや抗議をすること。電凸。動詞で「凸する」「凸る」などとも。
(出典:Wiktionary)
凸
常用漢字
中学
部首:⼐
5画
“凸”を含む語句
凸凹
凹凸
凸起
凸額
凸形
凸出
凸凹路
凸字
凸面
凸面鏡
起伏凹凸
両面凸
御凸額
小凹凸
反射凸面鏡
凸頭
凸角
凸線
凸版地図
凸坊
...
“凸”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
ヴィクトル・ユゴー
小栗虫太郎
中里介山
泉鏡花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
幸田露伴
江戸川乱歩