“御覧”のいろいろな読み方と例文
旧字:御覽
読み方割合
ごろう54.5%
ごらん32.6%
ごらう11.4%
ゴラウ0.8%
ごろ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞き及んだところでは、天上界はあなたのような乙女ばかりで男のいない処だとか、はてさて、それでは、あやがない。御覧じませ。
紫大納言 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
りかゝるホーカイの男女が二人、「まア御覧よ。お月様。」とつて立止つた山谷堀岸辺るが当付がましく
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
葦屋の里、雀の松原、布引の滝など御覧じやらるるも、ふるき御幸どもし出でらる。生田の森をも、とはで過ぎさせ給ひぬめり。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
でも、大伴と言ふお名は、御門御垣と、関係深い称へだ、と承つて居ります。大伴家からして、門垣を今様にする事になつて御覧じませ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「心配する事があるもんですか。細工はりゅうりゅう仕上御覧うじろって云うじゃありませんか」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)