“でこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:デコ
語句割合
出額52.9%
17.6%
凸額11.8%
11.8%
出來2.9%
出越2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出額でこがどうとか何とか、つねに人にいわれたために、人の前に出ても、またなんか言われはせぬかという気になり、怖気おじけたのである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
といって、もう一人並んでいた奴さんの、今度は膝ッ小僧ではなく、額のおでこへその火を押ッつけたものだから、同じく
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
侯爵夫人はもとから春子夫人のお喋舌しやべりとお凸額でことが気に入らなかつたが、鳩山和夫氏が旧友を捨てて政友会へ入つてから一層それがひどくなつた。
傍らの大太鼓へ危うくおでこをぶつけてしまうほどのお辞儀をすると小圓太は、さすがに嬉しさに胸ときめかせて
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
天皇、小碓をうすの命に詔りたまはく、「何とかもみましいろせあしたゆふべ大御食おほみけにまゐ出來でこざる。もはらみましねぎ教へ覺せ」
なるほど、それぢやア、マアたいしたおねつぢやアないおみやくはうは。「みやくはうおほうございます、九でうから一でうでう出越でこくらゐな事で。 ...
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)