“条”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
すじ32.6%
くだり27.4%
じょう15.8%
すぢ7.4%
くだ4.2%
えだ2.6%
でう2.6%
しま2.6%
クダ1.6%
0.5%
ちょう0.5%
ぶん0.5%
ゆず0.5%
ヂヨヲ0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真夜中のりあいに驚いて、両側の商家の二階窓が、かすかに開き、黄色い灯ののなかに、いくつも顔が並んで見下ろしている。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
源平盛衰記文覚発心に、「はやつて女と共にし居たり、狭夜更け行きて云云」と、ちやんと書いてある事である。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
午後五時ごろ、一同は岩壁の南のほう、一マイルのところまでくると、そこに一の細いが、岩のあいだから落ちているのを見た。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
亜米利加の旗を見ると胸が悪くなつてよ。星だのだの、けばけばしいつたら有りやしない、有平糖のお菓子のやうよ。」
ただ著者が諸家の詩歌文章を説明するりを、そうですかそうですかと聞いているようなものでありました。しかしこれは少し困る。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
荊棘香花神前。次に各童手に木刀を隊閙有婚无子木刀を遍身打之口に荷花蘭蜜ふ。
それから又僕の家へ毎日のやうに遊びに来た「おさん」という人などは命だけは助かつたものの、一時は発狂したのも同様だつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
季節とは関係なしに工場の中は暑く、石灰粉の微粒は渦を巻いたり、を描いたりしながら、白くて厚い幕のように漂いれていた。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
黙阿弥の脚本の「松竹梅湯島掛額」は八百屋お七をしくんだものであるが、其お七の言葉に、内裏びなを羨んで、男を住吉様女を淡島様といふりが出てくる。
雛祭りの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
彼は、右の片足をしっかり捕えて居る繩のじ目を、ぼんやり痛く感じながら、静かに目を瞑って仰向きになって居るのである。
一条の縄 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
お医者はんが見てもこれなら生命にない、二、三日安静にしといたらええいわれる程度にするのんには、どれぐらい飲んだもんやら分量分れしませんねん。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
はなはだ勝手がましい申しでございますが、実は御病気がらではございますし——御承知どおり川島の方でも家族と申しましても別にございませんし
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
その皮粘りありて紙をすくに用ゆ。実もに似て冬熟すれば甘美なり。『本草啓蒙』にその細子罌粟子のごとし。下種して生じやすしとあれど、紀州などには山中に多きも少しも栽培するを見ず。
右二ヶハありがたき御心付ニ候得ども、およバずながら天下ニ心ざしおのべ候為とて、御国よりハ一銭一文のたすけおうけず、諸生の五十人もやしない候得バ
其事を承り候てハ、早〻下の関へ出かけ候も、何とか力ラなく存候。将軍も死去仕、後ハ一橋又紀州が後ト目ニ望ミ候得ども、一向一の論なく候よし。何レニしても幕中大破ニ相成候よし。