“源平盛衰記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんぺいせいすゐき50.0%
げんぺいせいすいき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源平盛衰記げんぺいせいすゐき文覚発心もんがくほつしんくだりに、「はやきたつて女と共にし居たり、狭夜さよやうやう更け行きて云云うんぬん」と、ちやんと書いてある事である。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
平家物語へいけものがたり源平盛衰記げんぺいせいすゐき以外に、俊寛しゆんくわんの新解釈を試みたものは現代に始まつた事ではない。近松門左衛門ちかまつもんざゑもんの俊寛の如きは、最も著名なものの一つである。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
俊寛しゅんかん云いけるは……神明しんめいほかになし。ただ我等が一念なり。……唯仏法を修行しゅぎょうして、今度こんど生死しょうしを出で給うべし。源平盛衰記げんぺいせいすいき
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)