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俊寛
ふりがな文庫
“俊寛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅんかん
90.9%
しゆんくわん
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅんかん
(逆引き)
これは琵琶法師も語る事ですが、その日もかれこれ暮れかけた時分、わたしはやっと
俊寛
(
しゅんかん
)
様に、めぐり
遇
(
あ
)
う事が出来ました。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「こりゃああぶないぜ、吉植君、これから上陸する時には、よほど気をつけないと、それこそ
鬼界
(
きかい
)
ヶ
島
(
しま
)
の
俊寛
(
しゅんかん
)
ものだよ。」
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
俊寛(しゅんかん)の例文をもっと
(10作品)
見る
しゆんくわん
(逆引き)
僕は以前
久米正雄
(
くめまさを
)
と、この
俊寛
(
しゆんくわん
)
の芝居を見た。俊寛は故人
段四郎
(
だんしらう
)
、
千鳥
(
ちどり
)
は
歌右衛門
(
うたゑもん
)
、
基康
(
もとやす
)
は
羽左衛門
(
うざゑもん
)
、——他は記憶に残つてゐない。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
平家物語
(
へいけものがたり
)
や
源平盛衰記
(
げんぺいせいすゐき
)
以外に、
俊寛
(
しゆんくわん
)
の新解釈を試みたものは現代に始まつた事ではない。
近松門左衛門
(
ちかまつもんざゑもん
)
の俊寛の如きは、最も著名なものの一つである。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
俊寛(しゆんくわん)の例文をもっと
(1作品)
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“俊寛”の解説
俊寛(しゅんかん、康治2年(1143年) - 治承3年3月2日(1179年4月10日))は、平安時代後期の真言宗の僧。僧位の「僧都」を冠して俊寛僧都(しゅんかん そうず)と呼ばれることも多い。
村上源氏の出身で、父は木寺(仁和寺院家)の法印寛雅、母は宰相局(源国房の娘で八条院暲子内親王の乳母)。姉妹に大納言局(八条院女房で平頼盛の妻)。
(出典:Wikipedia)
俊
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
“俊寛”で始まる語句
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俊寛等
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作者不詳
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