“久米正雄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くめまさを80.0%
くめまさお20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし誰もに受けない。久米正雄くめまさをの如きはにやにやしながら、「菊池寛きくちくわんが弱気になつてね」などと大いに僕を嘲弄てうろうしたものである。
良人りやうじん久米正雄くめまさをならずとも、おもはず微苦笑びくせうせずにはゐられない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
けれどもあたしたちの代弁者だいべんしゃうそのように一人もいないじゃないの? 倉田百三くらたひゃくぞう菊池寛きくちかん久米正雄くめまさお武者小路実篤むしゃのこうじさねあつ里見弴さとみとん佐藤春夫さとうはるお吉田絃二郎よしだげんじろう野上弥生のがみやよい、——一人残らず盲目めくらなのよ。
文放古 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
創作では、久米正雄くめまさお氏のモン・アミが大きな活字で出ていました。
文学的自叙伝 (新字新仮名) / 林芙美子(著)