“源平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんぺい83.3%
げんべえ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見識けんしき迂闊うくわつ同根也どうこんなり源平げんぺい桃也もゝなり馬鹿ばかのする事なり。文明ぶんめいぜにのかゝらぬもの、腹のふくるゝものを求めてまざる事と相見あひみ申候まうしそろ。(十四日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
武門の上では、源平げんぺいの頃でも、父と子とが、弓矢のあいだに、敵味方に立った例もないではないが、そこにはそれ以上の苦悶と理由があってのことだ。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
次に贔屓にしたのは五代目沢村宗十郎さわむらそうじゅうろうである。源平げんべえ、源之助、訥升とつしょう、宗十郎、長十郎、高助たかすけ高賀こうがと改称した人で、享和二年に生れ、嘉永六年十一月十五日に五十二歳で歿した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)