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源平
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げんぺい
ふりがな文庫
“
源平
(
げんぺい
)” の例文
見識
(
けんしき
)
と
迂闊
(
うくわつ
)
は
同根也
(
どうこんなり
)
、
源平
(
げんぺい
)
の
桃也
(
もゝなり
)
馬鹿
(
ばか
)
のする事なり。
文明
(
ぶんめい
)
は
銭
(
ぜに
)
のかゝらぬもの、腹のふくるゝものを求めて
止
(
や
)
まざる事と
相見
(
あひみ
)
え
申候
(
まうしそろ
)
。(十四日)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
武門の上では、
源平
(
げんぺい
)
の頃でも、父と子とが、弓矢のあいだに、敵味方に立った例もないではないが、そこにはそれ以上の苦悶と理由があってのことだ。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これはちょっと
怪
(
もののけ
)
の感じが出ている、『四谷怪談』中の唯一の怪味であろう。『
源平
(
げんぺい
)
布引
(
ぬのびき
)
の
滝
(
たき
)
』
ばけものばなし
(新字新仮名)
/
岸田劉生
(著)
ただしその話は
申合
(
もうしあわ
)
せたように
源平
(
げんぺい
)
の
合戦
(
かっせん
)
、
義経
(
よしつね
)
・
弁慶
(
べんけい
)
の行動などの外には出なかった。それからまた
常陸坊海尊
(
ひたちぼうかいそん
)
の仙人になったのだという人が、東北の各地には住んでいた。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
音にきく
源平
(
げんぺい
)
時代のむかし、
天狗
(
てんぐ
)
の
棲家
(
すみか
)
といわれたほどの鞍馬の山路は、まったく話にきいた以上のけわしさ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
源平
(
げんぺい
)
、
建武
(
けんむ
)
、
応仁
(
おうにん
)
の乱とつづいて、何百年かにわたって作られて来た武器は、合戦のたび、山野にも捨てられたが、その数は、
夥
(
おびただ
)
しいものに違いなかった。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
“源平”で始まる語句
源平盛衰記
源平藤橘
源平焼
源平争覇
源平時代