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棲家
ふりがな文庫
“棲家”の読み方と例文
読み方
割合
すみか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すみか
(逆引き)
と、洞穴の外で異様な
唸
(
うな
)
り声がした。わが
棲家
(
すみか
)
のうちの怪しき気ぶりに鏡のような眼を
研
(
と
)
ぎすまして帰って来た小虎の親の
牝
(
めす
)
だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
社の報酬はいうに足らぬほどなれど、
棲家
(
すみか
)
をもうつし、
午餐
(
ひるげ
)
に
往
(
ゆ
)
く食べもの
店
(
みせ
)
をもかえたらんには、かすかなる暮らしは立つべし。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
刺繍
(
ししゅう
)
を施したカーテンがつるしてあった。でも、そこからは、動物の
棲家
(
すみか
)
のように、異様な毛皮と、獣油の臭いが発散して来た。
渦巻ける烏の群
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
棲家(すみか)の例文をもっと
(58作品)
見る
棲
漢検準1級
部首:⽊
12画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“棲家”の類義語
居
屋
宿
戸
旅籠
家屋
旅宿
居所
宿屋
家族
“棲”で始まる語句
棲
棲息
棲処
棲居
棲所
棲木
棲巣
棲遅
棲息地
棲主
“棲家”のふりがなが多い著者
内村鑑三
近松秋江
徳冨蘆花
正宗白鳥
高浜虚子
吉川英治
アントン・チェーホフ
林不忘
横光利一
黒島伝治