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建武
ふりがな文庫
“建武”の読み方と例文
読み方
割合
けんむ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんむ
(逆引き)
世は
戦
(
いくさ
)
に次ぐ戦であった。
建武
(
けんむ
)
の平和もつかの間でしかなかった。
楠木正成
(
くすのきまさしげ
)
、弟
正氏
(
まさうじ
)
たち一族の
夥
(
おびただ
)
しい戦死が聞えた後も、乱は
熄
(
や
)
まなかった。
日本名婦伝:大楠公夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
為世は自足して元徳四年出家し、八十の高齢で華々しい栄華を一とまず閉ざした。その後、
高野山
(
こうやさん
)
の
蓮花谷
(
れんげだに
)
に
隠棲
(
いんせい
)
したが、
元弘
(
げんこう
)
建武
(
けんむ
)
の間また京都に帰ってもいる。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
あの
建武
(
けんむ
)
の昔二条河原の
落書
(
らくしょ
)
とやらに申す
下尅上
(
げこくじょう
)
する
成出者
(
なりでもの
)
の姿も、その心根の
賤
(
いや
)
しさをもって一概に見どころなき者と
貶
(
おと
)
しめなみする心持にもなれなくなります。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
建武(けんむ)の例文をもっと
(13作品)
見る
“建武”の意味
《固有名詞》
日本の元号の一つ。南朝では元弘の後、延元の前で1334年1月29日から1336年2月29日までの期間、北朝では正慶の後、暦応の前で1334年1月29日から1338年8月28日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
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