中世の文学伝統ちゅうせいのぶんがくでんとう
本書が版を改めて世に出る時を持ちえたについては、並み並みでなく感慨を強いられるものがある。 私は昭和十四年の年末に原稿を書きあげて、翌年一月二十日づけの序をしたためた。そして本書の初版は二月二十日の日附で刊行されている。それは日本的なるもの …
作品に特徴的な語句
のむすめ かざ こう とうの ごう よろ ぬもの 海底やら 寂然じゃくぜん おおきみ たて うつ なお ほとほ おの べか じゃく なれ じゅ おしえ 憧憬しょうけい しの こた おも ほしい ふさ あせ 素性そせい むな 外舅がいきゅう 巳刻みのこく おのれ いか なんな ひさぎ あが よこ しょう あた 陪従べいじゅう 朧々ろうろう たも 実枝さねき 御寿おんとし 御前おまえ 大原おおはら もう 夜半よわ 語部かたりべ 調しらべ 種姓すじょう あま 懐良やすなが うかが おさ 四方よも 見様けんよう みどり 嘉暦かりゃく 女御にょうご 如何いかん くつがえ はな 赫々かっかく 築地ついじ きさい いにしえ 忍坂おさかの つが のが いと うま おそ 御幸ごこう はじ 新田にった ふさ 伊周これちか 荷担にな かたく しがらみ 氏上うじのかみ