“見様”のいろいろな読み方と例文
旧字:見樣
読み方割合
みよう73.3%
けんよう13.3%
みやう6.7%
みるよう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほかの事は見様みよう見真似で行くが、肝心の管を巻くのと、栓に針線はりがねを植えるのとが大事の呼吸もので、亭主の熟練でなくてはだめだとの事。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
後代手本たるべしとて褒美ほうびに「かげろふいさむ花の糸口」というわきして送られたり。平句同前なり。歌に景曲は見様けんよう体に属すと定家卿もの給うなり。
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
少し遠い青味を帯びたところは氷の解けて居るところであるらしい。また白いところがあつてそのむかふに水色の山が見える。幅の広くないところと見えて山際の家の形が見様みやうつて見えない事もない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
後代手本たるべしとて褒美ほうびに「かげろふいさむ花の糸口」というわきして送られたり。平句ひらく同前どうぜん也。歌に景曲は見様みるようていに属すと定家卿ていかきょうものたまふ也。
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)