“みやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミヤウ
語句割合
見樣42.9%
14.3%
14.3%
見様14.3%
観察14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あはせ何時まで斯して居るとも段々だん/\路用ろようつきる而已にて江戸の樣子は知れざるゆゑ奉公するにも何所どこへ頼んでよろしきや勝手もわからずいつその事に何ぞ小商ひにてもはじめて見樣みやうかと明暮あけくれ身の有付ありつき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
みやうをぬく「おもひ」の上枝ほつえ
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
おどりにみやうゆきといふ美形びけい唯今たゞいまのお座敷ざしきにておこめのなりますはと至極しごくあどけなきことまをすとも、もとは此所こゝ卷帶黨まきおびづれにてはながるたの内職ないしよくせしものなり、評判ひやうばん其頃そのころたかるもの日々ひゞうとければ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
少し遠い青味を帯びたところは氷の解けて居るところであるらしい。また白いところがあつてそのむかふに水色の山が見える。幅の広くないところと見えて山際の家の形が見様みやうつて見えない事もない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
自分は此頃新聞社の勤務おつとめからして、創作に取掛つたが、此の創作は、或は観察みやうに依りては家庭問題に関連して居るかも知れぬ、最初は女学生を主人公にと娑婆しやばを出して
未亡人と人道問題 (新字旧仮名) / 二葉亭四迷(著)