“勤務”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つとめ66.7%
きんむ20.8%
おつとめ8.3%
セルヴィス4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは自分じぶんが二十年以上ねんいじょう勤務つとめをしていたのに、それにたいして養老金ようろうきんも、一時金じきんもくれぬことで、かれはそれをおもうと残念ざんねんであった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
わたしは、汽車きしゃって、方々ほうぼうあるくのが勤務きんむですから、どこかで、そのおじょうさんがわたしっている汽車きしゃにはいっておいでになり、わたしむねにぶらさがっている、このあおいボタンを
青いボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
「本当に——ながい間おっか様も——どんなにおさびしくッていらっしゃいましてしょう。またすぐ勤務おつとめにいらっしゃると思うと、日が早くたってしようがありませんわ」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
それらの歌は「勤務セルヴィス」についてゐた頃、前甲板で覺えて來たものであつた。何人でも知つてゐる通り、艦上にはうまい歌ひ手が澤山ゐた。