“おつとめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勤行30.0%
御勤30.0%
勤務20.0%
御勤務10.0%
看經10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝の勤行おつとめの鐘のも、ゆうべいのりの鐘のひびきも満ちあふれるようなよろこびを告げる、春。
葡萄蔓の束 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
赤く塗られた門のうしろは、深い竹藪たけやぶで一面におおわれているので、中にどんなものがあるか通りからは全く見えなかったが、その奥でする朝晩の御勤おつとめかねは、今でも私の耳に残っている。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
自分は此頃新聞社の勤務おつとめからして、創作に取掛つたが、此の創作は、或は観察みやうに依りては家庭問題に関連して居るかも知れぬ、最初は女学生を主人公にと娑婆しやばを出して
未亡人と人道問題 (新字旧仮名) / 二葉亭四迷(著)
三輪さんがあんなに仰有ってお勧め下さるのですから、その学校へ御勤務おつとめになったら如何です? 謙一もダン/\成人しますから、親の毎日のらくらしているところを
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
朝夕の寺僕じぼくの「看經おつとめ」が、壁を傳うて響いた。晝は晝で深い沈默が在つた。街の音響はそこの檜葉の植込に吸はれて、此方へは入つて來ないやうに思はれた。
受験生の手記 (旧字旧仮名) / 久米正雄(著)