“かんきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カンキン
語句割合
看経42.9%
監禁28.6%
檻禁14.3%
看經7.9%
観経1.6%
寒衾1.6%
旱芹1.6%
旱菫1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
看経かんきんも済み饗応もまたおわり、客は皆手の行き届きたることをめて帰れば、涙をもって初めし法事も、佐太郎の尽力をもて満足に済みたり
空家 (新字新仮名) / 宮崎湖処子(著)
「疑いなく、昨年十月以来、まる一年、荒木村重のために、城中に監禁かんきんされて、無慙むざんな目においになっていたものと思われまする」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひとつには当時の上流と目される大名の奥方や、姫君などは、かごとり同様に檻禁かんきんしてしまったので、勢い下々しもじもの女の気焔きえんが高くなったわけである。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
朝夕に本堂から、吾々の世話をして呉れる年老いた寺僕の、看經かんきんの聲が聞えて來た。
受験生の手記 (旧字旧仮名) / 久米正雄(著)
夕べの観経かんきんの前のいっときを、気まま身ままに、いと悩みなく逍遙しょうようしていたのです。
禅宗曹洞派そうどうはの流れをうけた男禁制の清浄このうえない尼僧道場で、当時ここに仏弟子ぶつでしとなって勤行ごんぎょう観経かんきん怠りない尼僧たちは、無慮二百名にも及ぶと注せられたほどでしたが、それかあらぬか
幾干いくそ罪業つみを作り玉ひし上、浪煙る海原越えて浜千鳥あとは都へ通へども、身は松山に音をのみぞなく/\孤灯に夜雨を聴き寒衾かんきん旧時を夢みつゝ、遂に空くなり玉ひし御事、あまりと申せば御傷おんいたはしく
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
きんという植物は元来がんらいはたけに作る蔬菜そさいの名であって、また菫菜きんさいとも、旱菫かんきんとも、旱芹かんきんともいわれている。中国でも作っていれば、また朝鮮にも栽培せられて食用にしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
きんという植物は元来がんらいはたけに作る蔬菜そさいの名であって、また菫菜きんさいとも、旱菫かんきんとも、旱芹かんきんともいわれている。中国でも作っていれば、また朝鮮にも栽培せられて食用にしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)