“曹洞派”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうどうは66.7%
そうとうは33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
禅宗曹洞派そうどうはの流れをうけた男禁制の清浄このうえない尼僧道場で、当時ここに仏弟子ぶつでしとなって勤行ごんぎょう観経かんきん怠りない尼僧たちは、無慮二百名にも及ぶと注せられたほどでしたが、それかあらぬか
突当りに中門ちゅうもんがございまするが、白塗りにて竜宮の様な妙な形の中門で、右の方はお台所から庫裏くりつながっており、正面は本堂で、曹洞派そうどうは禅林ぜんりんで、安国山総寧寺と云っては名高い禅寺でございます。
若松屋惣七方のうら手、小石川上水堀のはたにある金剛寺は、慧日山けいにちざんと号し、曹洞派そうとうはの名だたる禅林だ。境内けいだいに、源実朝みなもとのさねともの墓碑があった。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「うむ。曹洞派そうとうはの禅林である。聞こえた名刹めいさつだな」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)