“曹洞宗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうとうしゅう60.0%
さうどうしう30.0%
そうどうしゅう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寧国寺ねいこくじさんという曹洞宗そうとうしゅうの坊さんなのである。金田町の鉄道線路に近い処に、長い間廃寺のようになっていた寧国寺という寺がある。
独身 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
蒲原郡かんばらごほり村松より東一里来迎らいかう村に寺あり、永谷寺えいこくじといふ曹洞宗さうどうしうなり。此寺の近くに川あり、早出川はやでがはといふ。寺より八町ばかり下に観音堂くわんおんだうあり、その下を流るゝ所を東光とうくわうふちといふ。
寺は曹洞宗そうどうしゅうで、清谷山せいこくざん福泉寺と申して境内は手広でございますが、土地の風習でいずれの寺にも境内には墓所はかしょを置きませんで、近所の山へ葬りまして、回向えこうの時は坊さんが其の山へ出張でばる事ですから
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)