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そうとうしゅう
ふりがな文庫
“
曹洞宗
(
そうとうしゅう
)” の例文
寧国寺
(
ねいこくじ
)
さんという
曹洞宗
(
そうとうしゅう
)
の坊さんなのである。金田町の鉄道線路に近い処に、長い間廃寺のようになっていた寧国寺という寺がある。
独身
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
麻布の
曹洞宗
(
そうとうしゅう
)
の大学林から早稲田の自由な文学社会にはいったかれには、冬枯れの山から緑葉の野に出たような気がした。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
土淵村大字土淵の
常堅寺
(
じょうけんじ
)
は
曹洞宗
(
そうとうしゅう
)
にて、遠野郷十二ヶ寺の
触頭
(
ふれがしら
)
なり。或る日の夕方に村人何某という者、
本宿
(
もとじゅく
)
より来る路にて何某という老人にあえり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
信州全国
曹洞宗
(
そうとうしゅう
)
四百三か寺に対抗して宗門
人別帳
(
にんべつちょう
)
離脱の運動を開始したのは慶応元年のころに当たる。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
坂の途中に今見えた「
曹洞宗
(
そうとうしゅう
)
大学林
栴檀苑
(
せんだんえん
)
」と書いてあった門がその入口なのである。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
昔
曹洞宗
(
そうとうしゅう
)
の大本山
総持寺
(
そうじじ
)
のあった能登の国と、この加賀の国とを合せ、今は石川県を成します。加賀第一の名物は「
九谷焼
(
くたにやき
)
」であります。
伊万里焼
(
いまりやき
)
と相並んで日本の磁器の
双璧
(
そうへき
)
であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“曹洞宗”の解説
曹洞宗(そうとうしゅう)は、中国の禅宗五家(曹洞、臨済、潙仰、雲門、法眼)の1つで、中国禅宗の祖である達磨(5世紀後半 - 6世紀前半)から数えて6代目の南宗禅の祖・曹渓宝林寺の慧能(638年 - 713年)の弟子の1人である青原行思(? - 740年)から、石頭希遷(700年 - 790年、石頭宗)、薬山惟儼(745年 - 828年)、雲巌曇晟(782年 - 841年)と4代下った洞山良价(807年 - 869年)によって創宗された。
(出典:Wikipedia)
曹
常用漢字
中学
部首:⽈
11画
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
“曹洞”で始まる語句
曹洞派
曹洞