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看經
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かんきん
ふりがな文庫
“
看經
(
かんきん
)” の例文
新字:
看経
又も
飛付
(
とびつく
)
女の一
念
(
ねん
)
止
(
とま
)
らぬ遣らじと
爭
(
あらそ
)
ひける中茶屋の
簀
(
す
)
の
子
(
こ
)
を
撞乎
(
どつかり
)
踏拔
(
ふみぬき
)
罵
(
のゝし
)
り合て
挑
(
いど
)
みける此物
音
(
おと
)
本坊
(
ほんばう
)
へ聞えしにや何事ならんと
朝
(
あさ
)
看經
(
かんきん
)
の
僧侶達
(
そうりよたち
)
下男諸共十六七人手に/\
棒
(
ぼう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
朝夕に本堂から、吾々の世話をして呉れる年老いた寺僕の、
看經
(
かんきん
)
の聲が聞えて來た。
受験生の手記
(旧字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
庵室の中は貧しい灯が入つて、鐵心道人は
看經
(
かんきん
)
を了つたところでした。
銭形平次捕物控:104 活き仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いかに
息災
(
そくさい
)
でも
既
(
すで
)
に五十九、あけて六十にならうといふのが、
内
(
うち
)
でこそはくる/\
𢌞
(
まは
)
れ、
近頃
(
ちかごろ
)
は
遠路
(
とほみち
)
の
要
(
えう
)
もなく、
父親
(
ちゝおや
)
が
本
(
ほん
)
を
見
(
み
)
る、
炬燵
(
こたつ
)
の
端
(
はし
)
を
拜借
(
はいしやく
)
し、
母親
(
はゝおや
)
が
看經
(
かんきん
)
するうしろから、
如來樣
(
によらいさま
)
を
拜
(
をが
)
む
身分
(
みぶん
)
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
軈て
看經
(
かんきん
)
終りて後、維盛卿は瀧口に向ひ
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
看
常用漢字
小6
部首:⽬
9画
經
部首:⽷
13画
“看”で始まる語句
看
看護
看板
看破
看做
看過
看病
看護婦
看経
看客