“爭”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
あらそ66.7%
いさか9.5%
いか7.1%
いかで7.1%
あらそひ4.8%
あら2.4%
イカデカ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくおもふに、いつたい僕等ぼくら日本人にほんじん麻雀マージヤンあそかた神經質しんけいしつぎる。あるひ末梢的まつせうてきぎる。勿論もちろんあらそひ、とらへ、相手あひてねら勝負事しようぶごとだ。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
さア、——それが少しも解らない。私は若い時分からいさかひが嫌ひで、かりそめにも敵といふものを作らず、その上時計師の株は世襲で、外からいろ/\の細工を
し出たるのち淨水てうづこまをりから斯々かく/\の娘を見染ぬ世に二個となき美人なればそゞろに戀しく思ひつゝ此美婦人このびふじんくらぶれば櫻もいかで物かはと花見を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のがれたり共天罰てんばついかでまぬかるべきと屹度きつと覺悟を極め我思ふ仔細しさいありとて妻へ離縁状を渡し又番頭其外店の者一同へ金を與へていとま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
身請して妻と致し右妻の古郷へ夫婦連にて罷越まかりこし途中とちう大井川のはたにて何者の所業しわざ共知れず殺され其くび下伊呂しもいろ村のをかにていぬがくはへあらそひ居たりしを見付しと安五郎申たり又今一人男のくびは同所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
おこすべきといかりつ泣つあらさうに番頭久兵衞は左右とかく冷笑あざわらひナニサ其樣に子供だましの泣聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)