“麻雀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
マージャン77.5%
マージヤン7.5%
マアジャン5.0%
まあじゃん5.0%
マアジヤン2.5%
マオヂヤン2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんな人聞きの悪い事を言っちゃいけない——昨夜ゆうべ遅くまで麻雀マージャンを付き合って、寝が不足のせいだろう、頭痛がしてかなわないんだ」
葬送行進曲 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ぼくおもふに、いつたい僕等ぼくら日本人にほんじん麻雀マージヤンあそかた神經質しんけいしつぎる。あるひ末梢的まつせうてきぎる。勿論もちろんあらそひ、とらへ、相手あひてねら勝負事しようぶごとだ。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
とかく帰りの旅は気もゆるみやすく、つ練習がないので、みんなは酒を飲んだり、麻雀マアジャンをしたりした無為むいの日々を送っていましたが、どうも一種
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
幸にして私は生れながらにしてこの運の星に恵まれているのである。嘘だと思うなら、私と一緒に三角くじを買っても麻雀まあじゃんをやってもよろしい。
などと年甲斐としがひもなくをとこぴきがそんなくだらないことをかんがへたりするのも、麻雀マアジヤン苦勞くらうした人間にんげんでなければわからないあぢかもれない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
大声に喚きながら麻雀マオヂヤンを闘はせてゐる中年の太つた夫婦は、もうぢき油臭い二つのからだを並べて眠るだらう、だが、南京鼠の巣のやうなかあいらしいビスケツトの箱の中で。
断片 (新字旧仮名) / 富永太郎(著)