“マアジャン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:まあじゃん
語句割合
麻雀66.7%
麻雀戯33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とかく帰りの旅は気もゆるみやすく、つ練習がないので、みんなは酒を飲んだり、麻雀マアジャンをしたりした無為むいの日々を送っていましたが、どうも一種
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
広東カントン人の用心深さが麻雀マアジャン、私から一千ドルをサルーンから投出してしまった。黄海は日本の駆逐艦くちくかんのマストが見える、夜は外人達によって舞踊会は傾いた部屋を旋回している。
恋の一杯売 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
しばらく海をみてから、もう練習かなと、Bデッキを瞰下みおろすと、皆はまだ麻雀マアジャンでもしているのでしょう。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
おおきな汽船だけに、まア、リフトの昇降時しょうこうじにかんじる、不愉快ふゆかいさといったほどのものでしたが、やはり甲板に出てくる人の数は少なく、喫煙室スモオキングルウムで、麻雀マアジャンでもするか
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
彩票や麻雀戯マアジャンの道具の間に西日の赤あかとさした砂利道。其処をひとり歩きながら、ふとヘルメット帽の庇の下に漢口ハンカオの夏を感じたのは、——
雑信一束 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)