“僕”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぼく72.8%
しもべ19.7%
げなん3.2%
やつがれ1.0%
0.7%
ぼか0.5%
あれ0.2%
しべ0.2%
やつこ0.2%
わし0.2%
(他:4)1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“僕”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)30.3%
文学 > 中国文学 > 小説 物語19.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかしぼくにも五十キロの爆弾ばくだんならいくつできるか、五百キロのならいくつできるか、ということはわからなかった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
此奴こいつ先刻さつきぼくが飲んだんだから」と云つて、洋盃コツプげたが、蹰躇ちうちよした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
秩序の監視人であり、警察の厳正なしもべであり、社会を保護する番犬である、彼ジャヴェル自身も、打ち負かされてしまった。
此貴人の使なりとて、「リフレア」着たるしもべ盾銀たてぎん(スクヂイ)二十枚入りたるふくろを我におくりぬ。
曾はそこで今こそその思いをとげることができると思って、頭だった数人のげなんをやって、無理にその家へ金をやった。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
中山源七が見舞に来たが、げなんがいなくなったことを聞くと、己の家に使うている八蔵と云う僕を貸してくれた。
魔王物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
その猜疑うたがいことわりなれど、やつがれすでに罪を悔い、心を翻へせしからは、などて卑怯ひきょうなる挙動ふるまいをせんや。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
大王、やつがれ不憫ふびん思召おぼしめさば、わがためにあだを返してたべ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
ここに天つ神の御子「いましは誰そ」と問はしければ、答へ白さく、「は國つ神名は贄持にへもつの子」とまをしき。
ここに喚びよせて、問ひたまはく、「いましは誰ぞ」と問はしければ、答へて曰はく、「は國つ神なり」とまをしき。
「だからぼかア議論してッたんだ。ダッテ君、失敬じゃないか。『ボート』の順番を『クラッス』(級)の順番で……」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「僕が居ないと淋しいもんだから、それで彼様あんなあとを追うンだ。可哀そうだなあ……ぼかぁ学校なんぞへきたか無いンだけど……かないと、阿父おとっさんがポチをてッちまうッて言うもんだから、それでシヨウがないからくンだけども……」
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
かく歌ひまゐ來て、白さく、「天皇おほきみの御子二四同母兄いろせの御子をなせたまひそ。もし殺せたまはば、かならず人わらはむ。あれ捕へて獻らむ」とまをしき。
あれ淤岐おきの島にありて、このくにに度らまくほりすれども、度らむよしなかりしかば、海の鰐を欺きて言はく、われいましと競ひてやからの多き少きを計らむ。
彼等をえらびて第五の濠のしべとなせし尊き攝理は、かしこを離るゝの能力ちからを彼等より奪ひたればなり 五五—五七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ここにその熊曾建白して曰さく、「その刀をな動かしたまひそ。やつこ白すべきことあり」とまをす。
やつこ降らずとも、もはらその國をことむけし横刀あれば、このたちを降さむ。
わしは専門じゃないから判っ切り云えんがな、娘さんは飛んでもないことを仕出かしとる、立派に妊娠していられたものを堕胎剤を飲んでいるらしいて。これは恐しいことだ。全くもって。誰れか専門のお方に診察してもらわんとな。早くですぞ。早くな……」
反逆 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
バルタ わたくしめは、ヂュリエットさま死去しきょことをば、マンチュアの主人方しゅじんがたつたへましたるところ
とほくへはなれてゐいとおほせられましたゆゑ、わたくしはさやういたしました。
マンチュアにちっしてござれ、忠實まめやかをとこもとめ、時折ときおりそのをとこして此方こなた吉左右きッさうらせう。
アレ游岐オキ島に在りて、此地コノクニへ度らまくホリつれども、度らん由無かりし故に、海の和邇ワニを欺きて言いけらく
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
その一日の興奮のせいか、あるいはまた、メルキオルの望みどおりに、「殿下の小さきクネヒトにして音楽家ムージクス……」という語で手紙を始めることを、本能的に恥しく思ったせいか、彼はぼろぼろ涙を流して、どうにも仕方がなかった。