“僕(やつこ)” の例文
ここを以ちて汝が命、上とまして、天の下治(し)らしめせ。僕(やつこ)は汝が命を扶(たす)けて、忌人(いはひびと)三となりて仕へまつらむ
答へて白さく「僕(あ)は大物主の大神、陶津耳(すゑつみみ)の命が女、活玉依(いくたまより)毘賣に娶ひて生みませる子、名は櫛御方(くしみかた)の命の子、飯肩巣見(いひがたすみ)の命の子、建甕槌(たけみかづち)の命の子、僕(やつこ)意富多多泥古」
すなはちその室の椅(はし)一〇の本に追ひ至りて、背の皮を取り劒を尻より刺し通したまひき。ここにその熊曾建白して曰さく、「その刀をな動かしたまひそ。僕(やつこ)白すべきことあり」