“家僕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぼく62.5%
しもべ37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さのみひまをとるべき用にもあらざりければ、家内不審ふしんにおもひせがれ家僕かぼくをつれて其家にいたりちゝが事をたづねしに、こゝへはきたらずといふ。
目薬屋の与次右衛門も、以前は官兵衛の父宗円職隆もとたか家僕かぼくのひとりだった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄はあらかじめ家僕しもべに言い付けて、その石の上に草をたばねて置いたのである。黄は抱いている男を大石に叩きつけると、男は悲鳴をあげて助けを求めた。
家ののきにいで家僕しもべが雪をほらんとてうちおきたる木鋤こすきをとり、かのつらゝをうちをらんとて一打うちけるに