“かぼく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家僕38.5%
花木23.1%
下僕15.4%
加卜7.7%
家木7.7%
菓木7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さのみひまをとるべき用にもあらざりければ、家内不審ふしんにおもひせがれ家僕かぼくをつれて其家にいたりちゝが事をたづねしに、こゝへはきたらずといふ。
「それよ、師直は尊氏の家僕かぼくだ。家僕の悪業は主人の落度。たれを恨もう」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
岩居がんきよかたりいはく、今をさる事五十余年ぜん天明のしよ年大阪にて家僕かぼく四五人もつかふほどの次男とし廿七八ばかり利助といふもの
蝋梅ろうばいうめのようにうつくしくはなをつける樹木じゆもくを『花木かぼく』とよびますが、うめ早春そうしゆん花木中かぼくちゆうでも第一だいいちとして、むかしからあいせられて、庭木にはき盆栽ぼんさいにもたてられるものです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
現に下僕かぼくとして使ひまする。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
古刀鍛はおろし鉄のいってんばりであったが、これはまず孫六あたりをもって終りとなし、新刀鍛となっては、正則のほかに大村加卜かぼくほか武蔵太郎一派の真十五枚甲伏かぶとぶせというのも出たが、多く伝わっているのは卸し鉄と新刀ぎたえのふたつだけだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「各州、おのおの、特色ある土産どさんの名物菓木かぼく珍味を、何くれとなく献上して、賀を表し候え」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)